ハーレー・アメリカンバイクのニーグリップ
アメリカンタイプのバイクは、ニーグリップを優先に車体設計がなされておりません。
これは、直線的な道路を、ゆったりと快適に流すことを主目的に設計されているからです。
アメリカンバイクに限らずライディングを効果的に行うにはニーグリップは不可欠です。
ただし、ライディング中ずっとニーグリップが必要かといえばそうではなく、加減速時及び、コーナリング時、低速バランス時以外、すなわち同じ速度で直線的に流している場合には必要ないものです。
一般的にアメリカンバイクは、スポーツバイクに比べニーグリップがしやすくはありません。
車種によっては、どうしてもニーグリップができないものもあるようです。
では、そんなバイクでは、ニーグリップはあきらめなければならないのでしょうか?
そもそも「ニーグリップ」とは「人車一体」という目的のための手段です。
つまり、ニーグリップはなにも、ヒザだけで行わなくても良いのです。
よく、「ハーレーやアメリカンバイクではニーグリップできない」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、それは手段と目的が違います。
人車一体になることが目的なのですから、目的を達成するためには他の手段でもいいわけです。
ヒザでのニーグリップが難しいのであれば、フットステップ付近でつま先やくるぶしを使ったニーグリップを行います。
さらには、ハーレーやアメリカンバイクはステップが前方にありますね。
このステップに足の裏をグリップさせ、軽く足を突っ張れば、腰骨がシートに強く密着します。
これでも立派に「人車一体」になることができ、目的達成です。
また、減速時などでも、この前方にあるステップを踏ん張ることで、ニーグリップと同じ効果、つまり上体の安定が計れます。
決してアメリカンバイクではニーグリップができないわけではなく、いろいろと工夫し試してみることで、それなりの乗り方が発見できるはずです。
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