リアブレーキ特有の2つの機能と練習方法
フロントブレーキに比べ制動能力に劣るリアブレーキですが、クラッチ同様の「速度調整」、後輪荷重を高める「車体安定」など特有の機能を有しています。
低速トルクがあり、繊細な駆動力操作が必要なハーレーや大型バイクにとって、市街地での低速走行、低速バランスや、ワインディングでのマシンコントロールに必要なリアブレーキによる速度調整について動画を紹介します。
リアブレーキでの「速度調整」の練習方法としては、半クラッチ状態を作り固定して発進し、時速10~15km程度でアクセルも固定し速度を一定にします。
そしてリアブレーキを徐々に踏みこみ、回転数および速度を落とします。
再びリアブレーキを解放すると、回転数が回復し速度が上がります。
この練習の目的は、操作の難しいアクセルを固定したままで、リアブレーキだけで、自在に速度が変えられる技術を身につけることです。
次に制動時における「車体安定」を図るため、リアブレーキの時間差利用について説明します。
制動時にリアブレーキをフロントブレーキより先にかけると車体が安定します。
これは後輪に回転力があるときにリアブレーキを使うと、リアサスペンションを縮ませることで車体後部が沈み込み、後輪荷重が安定して発生するためです。
リアブレーキは0.5~1秒フロントブレーキより早くかけていきます。
後輪に荷重をかけた状態でフロントブレーキをかければ、前輪への荷重移動量を少なくでき、特にフロントフォークのストローク量が多く、車重がありフロントが沈み込みやすい大型バイクでは特に前のめりを減少させ安定した減速ができるようになります。
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