急な上りの左ヘアピンカーブの克服法
日本特有のアップダウンの多い低速ワインディングを走る中で、急な上りの左ヘアピンを上手く走れないライダーが目につきます。
日本のような左側通行の場合、左カーブの旋回半径は、同じカーブの反対車線の右カーブより小さくなります。
さらに上りでカーブ前後に高低差がある場合、カーブの最も内側、左カーブ車線のイン側が、もっとも勾配が急になります。
高低差のある上りのヘアピン左コーナーのライディング注意点は、なるべく外寄り、センターライン側で向き変えを行うということです。
なぜならコーナー路肩側の方が、センターライン側より高低差が大きくなってしまい、旋回速度が落ちる向き変え時に、バランスを崩しやすいからです。
対向車線の安全を確認しつつ、車線幅のやや外側、センターライン側で小さく、コンパクトで旋回・向きを変えます。
そして、失速、エンストを防ぐために、ギアはノッキングしない通常より低速ギアを選択し(ヘアピンカーブの場合、1速でも構いません)、アクセルを少し多めに開けます。
そのままですと旋回速度が上がり、旋回半径が大きくなりすぎてしまうため、リアブレーキで駆動力を抑えながら、適切な旋回速度に調整するのです。
通常、上りの左ヘアピンの場合、旋回速度が相当に遅くなることになり、慣性力や駆動力の減少から、車体がフラつきやすく不安定になります。
例え同じ速度で旋回するにしても、リアブレーキを引きずった状態、そしてエンジンの駆動力のある状態を作り出すだけで、車体の安定感が全く違ってきます。
加えてリアブレーキや駆動力による後輪荷重により、旋回性も高まるため、Uターンを含めた低速旋回には、とても重宝する技術ですので、一度お試しください。
高低差のある上り左ヘアピンはセンターライン側で向き変えを行う
☑ 念願のハーレーを手に入れたというのにその大きさ重さが手に負えない・・・
☑ 憧れのハーレーに乗りたいけれど扱えるのかが不安・・・
そんなハーレーライダーや、これからハーレーライダーになりたい方へ・・・
14日間で身に付ける『ハーレーマスターへの近道』メール上達講座受付中!
【メール講座のご登録は無料】今なら特別レポート「Q&A集」プレゼント中!