燃費の良いギア選択とは
原則、エンジンを高回転にすればするほど、燃費は悪化します。
であれば、とにかく高速ギアに入れて低回転域で走行すればよいのではと思いますが、実はそうでもないのです。
よく、上り坂や加速時に、またワインディングでも5、6速などの高速ギアのまま走っているライダーがいます。
当然、高速ギアですから、エンジン回転数は低く保つことができます。
エンジン回転数が低いのだから、燃費に貢献しているかというと実はそうとも言い切れません。
エンジン回転数が低いということは、十分な出力が得られないということですので、上り坂などでは失速ぎみになります。
ライダーは失速しないように、アクセルを少々多めに開けて走ることになります。
視点を変えてみましょう。
ギア付きの自転車でギアをトップに入れた状態で、坂道を上ってみることを想像してください。
または、ギアがトップギアのままで停止状態から発進しようとしてみてください。
漕がなければならない回転数は少なくて済むかもしれませんが、大変重く逆に疲れるのは容易に想像できます。
つまり、その状況での速度に見合わないギア選択は、体力を大きく奪う原因となります。
これはバイクも一緒です。
最近のバイクは大変高性能で高出力なのでライダーが気づいていないかもしれませんが、高いギアでの上り坂や発進などは、エンジンに大変大きな負荷がかかっていることになります。
つまり、より多くのガソリン(自転車で言えば体力)を必要としてしまいます。
燃費にいいだろうと、何でもかんでも高いギアードにギアを入れてしまうのは、実は逆に燃費を悪化させることもあるということです。
燃費の良い走り方というのは、そのエンジン出力の特性とそのときの速度や加速負荷に適応したエンジン回転の得られるギアを選択するということが回答になります。
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