ライテク向上に効果的なブレーキング練習法1
一見地味なブレーキング練習、しかしほとんどのライダーは十分なブレーキング練習を積んでおらず、車体をコントロールできず安全で快適な走りができません。
速く走りたければアクセルを開けなくてはなりませんが、アクセルを開けるためにはブレーキング術が確実なものとして身についているのが前提となります。
どんな状況下でも、安心して停止、あるいは速度を落とす技術が身についているからこそ、安心してアクセルを開けることができる。
だから、結果として安全で速い上級者の走りができるようになるわけです。
ところで、多くのアメリカンライダーは、「ハーレーではワインディングを楽しめるわけない」と思っているかもしれません。
ブレーキングの練習は広い空き地がなくても、公道で日常的に練習ができます。
もちろん周囲の安全が確保されていることを確認していただきたいですが、その上で前方が赤信号だったり一時停止の交差点だった場合は練習のチャンスです。
まずは、急制動を安定して出来るように、徹底的に練習を繰り返していただきたいのです。
ただし、漠然と練習では意味がありませんので、必ず停止目標を定めて練習を行ってください。
またぶれない上半身を作り出すためには、強力なニーグリップ、そして前のめりになる体をハンドルに押し付けないようにします。
★ 街中での急制動練習
いざ急制動をしてみますと、多くの人が無意識のうちに前のめりになる慣性力をハンドルにかけてしまっています。
制動練習はもちろん危険回避時のスキルアップということでもありますが、もうひとつの目的はメリハリ運転ができるようにすることです。
つまり、アクセルを積極的かつ大胆に開けていく目的のために、その前にアクセルを開けるためのブレーキングを習得していくのでしたね。
ワインディングでは、ブレーキングのあとにくる動作はたいていコーナリングとなります。
ハーレーはバンク角がありませんので、ステアリングの切れ角で鋭く旋回していきます。
ハンドルを腕の力で押さえつけてしまうと、このステアリングの切れ角によるコーナリングにスムーズに移行できなくなってしまいます。
そこで、片手による加減速の練習をしてみます。
加減速を片手でおこなうと、ハンドルには力を加えることができません。
強烈な前のめりの慣性力には、強力なニーグリップと、ブレーキングの瞬間にお腹を引っ込め、腰を丸めるようにして、対応していくのです。
★ 片手での急制動練習
片手での急制動練習は、慣れないと前方へ体が投げ出されてしまいそうになりますから、十分に注意をしつつ初めはゆっくりめの速度で練習を開始してください。
念願のハーレーを手に入れたというのにその大きさ重さが手に負えない・・・
憧れのハーレーに乗りたいけれど扱えるのかが不安・・・
そんなハーレーライダーや、これからハーレーライダーになりたい方へ・・・
14日間で身に付ける『ハーレーマスターへの近道』メール上達講座受付中!
【メール講座のご登録は無料】今なら特別レポート「Q&A集」プレゼント中!