8の字走行で身に付けるワインディング攻略法
実はちょっとした広場でできる8の字走行で、
ワインディングでのコーナーリングの
アクセルワークやタイミング、前後ブレーキ操作と
それらの手順・過程を身に付けることができます。
なぜならば、8の字走行には、
加速・減速・旋回・切り返しと言った
ライディングの4要素が含まれているからです。
そしてコーナリング、ライン取り、
荷重移動や目線の使い方、走りのメリハリなどを、
同時に効果的に練習ができるからです。
まずコーナリングの基本は、
ワインディング・8の字走行変わらず、
ブレーキングとコーナリングの2段階に分けて考えます。
参考にハーレーツーリングモデル
パイロン間隔10m&15mの8の字動画をご覧ください。
コーナリング・旋回手前で
「制動目的」のブレーキング段階に入りますが、
ここでは短い距離で意図した速度まで
素早く減速することが目的になります。
前後ブレーキを十分に使い、
機能・能力を100%近く使えるのが理想ですが、
公道では理想の限界点を認識した上で、
一定の安全マージンを確保した範囲で減速を図ります。
短い距離の8の字走行の場合、
直線が短いため加速できないので
無理にフロントブレーキを使わなくてもいいですが、
距離の長い8の字ではしっかり加速し、
前後ブレーキを使いしっかり減速します。
ブレーキングではアクセルは一度全閉、
ワインディングの場合はブレーキングに合わせ
シフトダウンを行います。
そして、コーナリング・旋回段階に移行しますが、
コーナー進入ではコーナリング速度に合わせて
再びアクセルを開け
速度と回転数があった状態で一定にします。
ここでのブレーキングは先ほどの「制動目的」から
「車体安定目的」での使用に切り替わります。
具体的には、レバー・ペダル入力の急なリリースによる
車体の挙動変化や荷重抜けを防ぐため、
コーナリングの開始とともに、
1~2秒かけゆっくり段階的にリリースしていきます。
フロントブレーキは完全にリリースしますが、
リアブレーキは「車体安定目的」のために
完全にリリースせずに残し、引きずったままになります。
リアブレーキの入力加減は、
速度、回転半径により変化しますが、
車速が遅いほど、旋回半径が小さいほど入力は強くなります。
ただし、低速域での「車体安定目的」のためなので、
リアブレーキの最大能力の30%ほどを入力上限とします。
中高速ワインディングのように
速度がある程度高い場合には、
慣性力と遠心力で車体が安定していますので、
理想的コーナリング速度になれば
リアブレーキは完全リリースします。
さらに、8の字走行を含め低速旋回では、
リアブレーキの入力を強めると旋回性が増します。
向きが変わり車体を立てて加速体勢に入ったら、
リアブレーキを完全リリースしアクセルを開けて加速していきます。
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