川野 成美 様(Harley-Davidson FLHTKSE)
ツーリング中の色々な場面でウルトラをうまく操れず困ることが度々ありました。
それが、「小旋回」です。込み合った駐車場やコンビニでの駐輪、方向転換。
スマートに操作できたらカッコいいよな~と常々感じていました。
小旋回は怖くて、アクセルを大きくあけてリアブレーキで速度調節し、唸りながら旋回してました。
とにかく低速での旋回はエンストが怖いのと、ハンドルが切れ込むと体から、ハンドルが離れることに恐怖感を感じフルロックなんて夢のまた夢・・・
女だし、体が小さいんだから仕方ないか・・・と半分開き直っていました。
『ライド・ライク・ア・プロ』のトレーニングでは、最初にフリクション・ゾーンでの速度調節を学びました。
リアブレーキで速度調節することに慣れていたので、最初はなかなかうまくできませんでしたが、目線に気を付けアドバイスに従うことで操作できるようになりました。
色々な細かいことはなく「クラッチ操作と目線」に気を付ければ良いだけだったので、覚えの悪い私でも問題ありませんでした。
トレーニングの時間は2時間だけだったので、この短時間でどこまで学べるのか心配でしたが、練習ポイントが絞れていたので2時間でも内容の濃い充実したトレーニングを受けることができました。
トレーニング後は低速での操作がクラッチワークで可能となり、アクセルを大きく開けなくても小旋回が可能になりました。
それにより、ウルトラを操ることに以前のような恐怖感がなくなりました。
とにかく、内容がシンプルなので短い時間でも集中してトレーニングに努めることができ、効果を実感できます。
大型車のパワーをコントロールするための近道を伝授してくれます。
私のような身長154センチでハーレーでもつま先立ちのおばさんでも乗れるようになるんですから、間違いないです!