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交差点での低速旋回で緊張してしまう

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記事投稿日 : 2018/05/15 市街地走行

交差点での低速旋回で緊張してしまう

交差点での発進直後の右左折が苦手意識が拭えず、緊張するその原因は何なのでしょうか?

緊張の理由は、“失速によるエンスト転倒の恐怖”です。
では、なぜ極低速域では失速転倒しやすいのでしょうか。

多くの初級ライダーは、低速時の速度調整をアクセルや、クラッチを切ることで行っています。
ここでいけないのはフロントブレーキを使ってしまうこと、そして速度調整にアクセルを使うことで、車体の挙動変化が大きくしふらつきを助長してしまいます。
また、クラッチを完全に切ってしまうことは、駆動力による荷重がなくなりますので、これもフラツキの原因になります。

そこでおすすめは、アクセルを少し開けて一定に固定、リアブレーキで速度調整する方法です。
ところで、ハーレーやアメリカンバイクなどが持つロングストロークV型2気筒エンジンの低回転域の連続した強大なトルク変動が車体の大きな振動や、不安定なエンジン回転をもたらし、低速時の操作性を悪くして、これが低速走行を難しくしています。
そのため、ハーレーでは、低回転域でのトルク変動をクラッチ操作で逃がし、均す特有の技術が必要になってきます。
このクラッチ操作技術は低速走行時や旋回時など、エンジン回転数が下がる場合に発生する車体の振動を和らげ、またエンストを防ぎ、安定して駆動力を引き出すことができるのです。

ハーレーでの低速旋回では、特有のクラッチ操作技術が必要

それでは、低速走行、低速バランスでは難しいアクセル操作の代わりに使える、クラッチによる速度調整を紹介しておきます。
この技術が使えることで、特に市街地での交差点の発進即右左折やUターンなどの小旋回の低速コントロールが可能となります。

まず、前後ブレーキで車体を完全に停車させ、アクセルを開けて1500~2000回転程度で固定、その状態で、半クラッチの領域、つまりかろうじて駆動力が伝わる位置から、完全に繋がる手前の領域のクラッチ操作を確認してください。
クラッチがつながるほど、エンジン回転が下がる一方で、駆動力が強くなることを体感してみます。
この領域の半クラッチ操作での駆動力変化を使えば、低速走行でもエンジン回転を保持しながら一部の駆動力を安定して後輪に伝えることができ、アクセル操作に代わり低速走行での速度コントロールが格段にやさしくなります。

練習方法として、まずクラッチを切った状態で1速へ、今度はリアブレーキを引きずるレベルに軽く踏み込みそのまま固定します。
アクセルをあけ、エンジン回転を1500~2000回転程度に上げる。
そのアクセル開度を一定に保ったまま、半クラッチで発進します。

アクセル開度及びリアブレーキの加減は変えず、半クラッチの操作領域を少しずつ変えて、速度を変えてみます。
以上を、直線を使ってまず練習してみてください。
直線で、極低速域を安定して操ることができるようになれば、交差点での旋回も苦にならなくなるでしょう。

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